かなり 良い 話し その7

そして 2017年 7月お葬式の日 漆黒の上着 漆黒のパンタロン に五三の桐紋のロングベストで参列しました。

大勢の参列者 言わずと知れた 立派なお葬式です。そんな中 私の勘違いで御香典を渡すタイミングを間違えたようで 係の人に、受付に案内されました。

そこで回りの視線が五三の桐紋に注がれて いるのを感じましたね。

無事 御香典を渡し 後列の座席に戻りました。

しばらくして 一人の感じの良い女性が 私に話しかけます。

「前に母がおりますので、お話し下さい。」

不意をつかれた私は 「えっ どちらさんですか。」と 誠に失礼な事を言ったものです。

「嫁です。前列に母がおりますので お話下さい。」とお嫁さんに誘導されて 会長さんの奥様の元へ。

「〇 〇の母です。」

「良い 息子さんですね。」

「いいえ、本当に会長さんには お世話に、なりました。」

もう この時点で 胸がいっぱいになり 涙も込み上げて 言葉が続きません。泣き顔も見せられません。本の一瞬の挨拶で 頭を下げて席に戻りました。 また 続き書きます。